エッチングクリームで段彫り実験してみたヨ☆

エッチングクリームでサンドブラストのような
すりガラス加工で段彫りができるか実験してみました☆

はー、もう7月も後半で
明日でいよいよ梅雨明け。
小中学校の皆さんは
そろそろ夏休み開始なのかな?
夏休みと言えば
自由工作と自由研究がありましたよね。

と、言うことで?
今日は入手したばかりの
自宅ですりガラス加工ができる!
エッチングクリームで
サンドブラストのような段彫りが可能か
実験してみました(*^^*)

エッチンググラス

ガラスを腐食させて
すりガラスにしているのだから、
長時間エッチングクリームを
塗っていればどんどん深くなるはず(ΦωΦ)
どれくらい深堀りできるのか
ワクワクドキドキ、
がっつり90分かけて実験してみましたヨ!

①実験用ガラスを用意する!

すりガラス加工

今回はいつぞやのステンドグラスで
失敗した額縁板ガラス2㎜厚を用意しました。
ちゃんと洗ってから開始ですヨ☆
シンプルなフロートガラスですネ(・∀・)
画用紙の上にガラスを置いて、
ずれたりしないようにマスキングテープで固定!
エッチングクリーム追加式で行こうと思うので、
枠もマスキングテープで作って、
画用紙に何分毎に追加するのか
書き込んでおきました(ΦωΦ)

②エッチングクリームを塗る!

すりガラス加工

まずは75分枠にのみ
エッチングクリームを塗りました。
以降15分毎に追加していきます(`・ω・´)
なんだかとっても
自由研究感ありますネ(*^^*)

すりガラス加工

さて待ち時間のうちに
そもそもサンドブラストの段彫りってなんぞ?
と言う方のために簡単にご説明をば。

サンドブラスト、と言うのは
ガラスに研磨剤を吹き付けて削っていく技法のことで、
研磨剤の粗さや吹き付ける強さ、
時間の長さを変えることで
ガラスを削る深さを変えることができます。
この深さを調整しながら彫りすすめることを
段彫りと呼びます(`・ω・´)
言葉通りですネ!
サンドブラストだと
正直エッチングクリームの15分程度なら
1分未満で削れちゃいます。
で、さらに利点として
吹き付ける角度を調整することによって
なめらかなカーブ彫りもできちゃいます。
人間の頬っぺただってふんわりと仕上がるんですヨ!

で、本日はサンドブラスト技法と比べて
すりガラス加工として古株方法であるらしい
このエッチングクリームに
果たしてそんな器用なことができるのか
今日はそのクリームとしての特性確認と言う
実験趣旨になっております(`・ω・´)
エッチングクリームでも段彫りが可能なら、
部長が不器用でなめらか段彫りが無理でも
部員の誰かが極めてくれることでしょうからネ!

③重ね加工にチャレンジ!

ハイ、無事に75分の枠が腐食終わりました!
ここで一度すべてのクリームを除去します。
ヘラでこそげとってボトルに戻し、
マスキングテープを貼ったまま水洗い☆

すりガラス加工

ど、どうかしら?
まだマスキングテープを
剥がしてないのでわかりにくいですネ(;^ω^)
最後の実験として、
マスキングテープで半分を保護し、
エッチングクリームを塗りたくります。
これで15分再び腐食(`・ω・´)

すりガラス加工

終わったらまたエッチングクリームを除去し、
テープを貼ったまま洗って乾かしてから
いよいよ結果発表です(>_<)

すりガラス加工

ぺれぺれとめくると……(◎_◎;)

すりガラス加工

……うーん(*_*)
一応段彫りにはなってますが、
15分+15分と
75分+15分との差ってほとんどないですネ……。
もっと長く腐食させたら変わるかもですが(;^ω^)
サンドブラストのような深さによる
濃淡のあるデザインは
エッチングクリームでは向かないようですネ。
うっすらとした段差の線も
うっすら過ぎて見えにくいですし、
おとなしく15分オンリー腐食で
できるデザインを考えた方が
沢山遊べそうです(・∀・)
いやー、高校生時代以来ですヨ、
こんな理科っぽいことをしたのは。
なかなか勉強になりました!
この特性も踏まえて
次は何を作ろうかな(*^^*)

ではでは本日はこの辺で☆
また別の記事でお会いしましょう(^^)/

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