東京都美術館で開催されたブリューゲル展行ってきた感想です☆一族は誰も始祖ピーテル・ブリューゲルを超えられない!?
ハイ、こんにちは、こんばんわ?
画家志望の吉田絵美です(・∀・)
先日所用で東京に行ってきたのですが
⇒レアンドロ・エルリッヒ展
⇒岡本太郎記念館
の翌日に
東京都美術館にて開催されていた
画家一族150年の系譜 ブリューゲル展
にも足を運んでまいりました~(*^^*)
150年も続いたブリューゲル一族のブランド力
今回私が行ってきたブリューゲル展は
始祖と呼ぶべきピーテル・ブリューゲルから数えて
ひ孫にあたるアブラハム・ブリューゲルまでの
150年間にわたる家業と化した画家仕事を追う展覧会でした。
画家志望目線から言わせてもらうと、
半分くらいは「売り絵」と呼ぶべき「仕事絵」でございました(;^ω^)
特に始祖から見て子にあたるピーテル・ブリューゲル2世さんとか、
絵は仕事なんですよ~(・∀・)
と言う、遊び心が全く感じられない作品が多かったです(;^ω^)
ひ孫にあたる売れに売れたであろう
花のヤン・ブリューゲル先生の絵も
またカッチカチの技法作品(;・∀・)↓
えー??あの怪物画のヒエロニムス・ボッスに影響を受けたらしいこの絵↓
の原画描いてるブリューゲルさんはつまり誰だったんだ!?
と、帰宅してから気になった私、ちょっと調べてみましたよ(・∀・)
やはり始祖ピーテルブリューゲルの発想力に一族は勝てないのか
えー、この絵はチラシにありました
始祖ピーテル・ブリューゲル下絵の、
ピーテル・ファン・デル・ヘイデン彫版<<最後の審判>>
と言う作品。
やっぱり始祖ピーテル・ブリューゲルが偉大だったのか……!
と思う一枚ですね。
この始祖たるピーテル・ブリューゲル先生は
ネーデルランドのことわざとか
バベルの塔などの風刺画でも有名な画家。
ありえない風景を知ってる風景を切り貼りして作り出す
世界風景と言うジャンルを産んだことでも有名です。
いやー、絵の自由さが全く違いますよネ。
模写ばかりして貧乏だったらしい
長男のピーテル・ブリューゲル2世さんはもちろんのこと、
花の絵を描いて売れまくった次男のヤン・ブリューゲル先生も
始祖のピーテル・ブリューゲルほどの自由な発想は
どうしても浮かばなかったんだろうな、と思いました。
NHKの特集番組見たら、
実は息子のピーテル・ブリューゲル2世もヤンブリューゲルさんも
父親が早世しちゃったもんで
偉大なる始祖・ピーテル・ブリューゲル本人からは
絵を教えてもらったことはなかったそーな。
やー、なかなか面白かったです、ブリューゲル展!
さすが東京、有名どころがいっぱい来ますネ。
思い返すも満喫したアート旅行でした~(>_<)
ではでは本日はこの辺で。
また別の記事でお会いしましょう(^^)/