ガラスの瞳、グラスアイ。ドール用は付け替えが効くものだから作りたい!でもどうやって作れる?自宅製作可能なグラスアイの作成手順を考察してみました☆
ハイ、こんにちは、こんばんわ?
キラピカ☆ガラスアートクラブ部長の吉田絵美です(・∀・)
エーっと、先日、部員さんより
「グラスアイの作り方ってわかりますか?」
と質問を受けまして(・∀・)
「そもそもグラスアイってどんな形状なの!?」
となったお人形業界にはさっぱり無知な部長、
早速作り方を考えてみることにいたしました(*^^*)
知らないことは探せないので、
知らないことを知るって大事ですねえソクラテスさん。
で、ざっと画像検索を掛けてみたところ、
割り出された形状が↓図。
完全なる球体ではなく、基本半円のガラス製。
裏面に金属金具がぴろっと直線に伸びた、画びょうみたいな感じに仕上げて売っているモノ、
針部分がふくらんでキノコみたいな形状で売っているモノがありました。
そもそも棒もキノコの柄もないモノもあり、
いったいどこが製作上譲れないポイントなんだ~(◎_◎;)??
とちょっと混乱に陥っちゃいましたよヨ(;^ω^)
球体じゃあなかったのね!?と言う驚きもあったんですが、
そもそもガラスの製造方法から考えると
球体は非常に難しいので道理と言えば道理。
どうやってグラスアイをお人形に装着するんだろう?と思って
検索した結果、
そもそもの人形の顔面裏側の形状が↓図のよう
だったことも驚きものでした☆
中身スッカスカだったのね!?
粘土や接着剤で固着するようです。
つまり、画びょうの針もキノコの柄も究極的には不要のようで。
ただの半球体、もしくは3/4球体くらいでOKだということがわかりました☆
では、半球体のグラスアイはどんな技法で作れるか?
個人で作れるガラスアート技法として考えられる
アプローチ方法は主に2つ考えられます。
1つはバーナーワーク技法!
トンボ玉を作るのと同じ技法ですね。
ただし、⇒一番基本の作り方とはまるで違う方法を取らねばなりません。
道具も⇒部長がおススメしてるやつより、
もうちょっと能力高いものを選ぶべきでしょう。
職人を目指すなら酸素バーナーが一番最適ですが、まあ大変な道具なのでね(;^ω^)
実際に販売会社に問い合わせて買った方が無難かなと思われます。
そしてご注意いただきたいのは、
能力低めのバーナーでは
あまり大きなグラスアイは作れないと言うことです。
少なくとも部長の使ってる道具では500円玉サイズは不可能範囲になります。
10円玉くらいまでなら何とか、とは思いますが
果たしてきちんと眼球に仕上がるか……
ご本人様の腕次第の部分が大きいので(少なくとも部長は無理←)
初心者向きの技法とは言い難い感じでございます。
あ、でもなんで難しいのかとか、実際どういう順に作るんだよ!的な話は
⇒コチラの記事にて(現在執筆中)
バーナーワーク技法の分の作り方順考察を
まとめさせていただきました。
実際部長は作れないレベルの作業なので
作ってみた!と言う猛者がいらっしゃいましたら、
是非にご報告いただけますと大変有難く存じます☆
2つ目のグラスアイを作るアプローチ方法は、
キャスト、とか、パートドヴェールとか呼ばれる、
電気釜を利用したガラスの鋳造方法です。
完成図はたぶんキノコ型。
ざっくり言うと眼球の型を作って、
電気釜でゆっくりとガラスを溶かし入れる方法ですネ☆
どういうやり方だったら作れるんだろうか?
考察についてはまた長くなりましたので
⇒コチラの記事(執筆中、ちょっと待ってね!)をご参考くださいませ(・∀・)
あと、派生的な方法としてはフュージング技法も考えられます。
角がちょっと丸いおはじき的なもの、をつくるのにもってこいの技法で、
切りっぱなしのガラスの角を熱でちょっと丸くする温度管理になります。
考えられるガラスの配置としてはコレ↓
思った通りにできるか否かは、
残念ながら部長、電気釜を持っておりませんので!
実証実験は皆様に丸投げとさせていただきます<(_ _)>
ではでは本日はこの辺で。
続きは近日公開予定の(つまり現在鋭意執筆中の)
⇒グラスアイ作り方考察②バーナーワークで攻めてみた話
⇒グラスアイ作り方考察③キルンワークで攻めてみた話
までよろしくです(・∀・)
それではまた、別の記事でお会いしましょう(^^)/