画家志望と起業家セミナー

私、吉田絵美は画家志望だ。

そんなわけで、市役所主催のハンドメイド作家のための起業家セミナーに行ってきた。

この系のセミナーに行くのは、実は3回目。
3回行って解ったことは、とにかく私はこのブログをちゃんと「画家のブログ」にしないと道は拓けてこない、と言うことだった。
ああ怖い。本当に怖い。私は絵について語るだけの賢さが足りてない。
だけれど、いつまでも名誉だけの公募では、私は画家志望のまま画家になれない。
せっかく世界に自分を主張するためのツールが揃っているのだ。
私は私のために腹を括る決意をしたので、こうして当ブログにキャピ(・∀・)を捨てて、素の文章で私生活を描き殴りにきた次第である。

就職してから約2年、キラピカガラスアートクラブの部長業は完全に休止中であるし、画家活動とフルタイムなアルバイトを同時進行中の私は部活動をする時間などは全く目処が立たない状況だ。何も作れていないからガラスアートについて語る事もほとんど無い。部員として入ってくださった皆様には五体投地で謝罪する所存である。近いうちに部員募集ページは撤去しようと思っている。山ほどリンクを貼ってしまっているので、かなり時間がかかってしまうだろうが、半年以内には決着をつけたい。

さて、起業家セミナーの話だが、基本的にはブログとSNSを利用したやり方の概要をさらっと聞くものだった。正直あのたった2時間の話で起業できる人は多分居ない。
5年以上前に、商工会議所の3回講座な「HPを利用した集客UP術なるセミナー」に参加していなければ、絶対チンプンカンプンであったと思う。
だって、ブログなんて簡単に書けない。写真だって上手く撮れない。本当に良いものだからこそ、それを損なうような複製写真を晒したく無い。逆に、真似されたく無いと言う不安を持つ人だっているだろう。

第一、「自分がやっている繰り返し作業」をどうやって毎日書けば良いのだ、文章で。

コピペは逆効果だとそう聞いた。しかし、日々の制作活動にそれほど多くの単語が当てはまる訳も無い。今日はいい天気だった、まる。みたいな夏休みの日記のようなことになってしまう。それくらい、創作活動というのは単純な作業部分がとても多い。
そして画家だからこそ、あえて言いたい。画家の言動なんて8割型頭が痛いことで占められてる。公募展の合評会に行ったら、作品が「より素敵なものに感じる」話をする画家なんて1割いるかどうかだ。「作品がいきなりチャチなものに見えてくる」話をする画家の方が圧倒的に多い。特に抽象画家なんて思考が深ければ深いほど話が面白く無いのである。だってそもそも、言語で説明できるなら絵なんて描いていないのだ。伝えたいこと全てを言語で説明できるなら、絵という最も曖昧なコミュニケーションツールを使うメリットが死ぬ。曖昧だからこそ、自由だからこそ、抽象画は「意味深で神秘的な美しさ」を装うことができるのだ。私はとにかく言語を捨て去りたい。私は私の話が面白いとはとても思えないので、読んでいただいている皆様に申し訳なさばかりが募る次第だ。

私が最初にパソコンを買った頃から比べたら、インターネット業界はかなり進化している。けれど、根本は変わらない。
検索エンジンは文字と更新頻度を監視し精査し、検索順位を決めて行く。
私は私を見つけてもらうために、検索エンジンに媚びを売るのだ。
人間に媚を売れるほど、媚びを理解していないので、商売にたどり着ける日が来るのか自信は全く無いが。
ああ私って本当にダサいなあ。

さて、起業家セミナーで教わった通り、「日々の自分を全て書いて晒していけば、貴方は画家になれるでしょう」という、なんかの宗教みたいな言葉に則って、こんなどうでも良すぎる話を一体誰が読むだろうかと悩みつつ、書き散らさせていただきました。苦情も何も受け付けませんので悪しからず。1通打つのに1時間悩んでしまうのでコメント返信はいたしません。申し訳ありません。

ではでは本日はこれにて。お付き合いありがとうございました!

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