画家志望日記

2020年度京橋画廊個展、無事終了いたしました

画廊街で初めて開催したイグエムアート様での個展の期間から約1ヶ月という
なかなか短すぎるインターバルで挑んだ
ZERO展大賞受賞記念展である京橋画廊の個展は、
当初の予定より11日もの延長を超えて無事終わることができました。

機会をくださった京橋画廊の皆様、及び
このコロナ禍の中当個展へ足をお運びくださった皆様には
心より御礼を申し上げます。

あまり積極的にDMを配布しなかったのに、
今回もおかげさまで多くの人とお会いでき、またお話ができました。
バックやワンピース、Tシャツと言ったグッズ類も含め、
作品も何点かお嫁にもらっていだだき、恐縮しております。
どの作品も素敵な方にお嫁入りいたしました。
本当に嬉しいし、ありがたく思っております。
少しでも「来た甲斐があった」と思ってもらえていれば幸いです。

まだまだ絵描きだけでは食べてはいけない身の上ですが、
皆様からの応援で、今日も安心して画材が買えるので
私は大変果報者だと思います。

早速F0を10枚とSM号20枚とダブルF3という変則キャンバスを2枚買い込みました。
10号も春までに4枚は描きます。
同時進行で延期予定の「善通寺を描く展」に公募する100号の黒板も描くので
なかなかに個展が終わっても私のアフターファイブは充実しまくる感じです。

まずはF0を12月中に描き切って、2021年の公募ZERO展の0号展に公募したいなと思っております。
たった2枚しか遠征できないので、描いて、並べて、一番派手そうな子を最初にお披露目したいな。
だって展示は1月、お正月終わってすぐ!
コロナなんか忘れるくらい賑やかで華やかな絵を描きたいです。
今の私の頭の中、本当に賑やかですしね(^_^;)

SNS関係は、結局新参のインスタグラムしか頑張らなくてすみません。
でも今回、だいぶ頑張ったと思いますの。
過去作山のようにあるので、ちょっとづつUPできたらなと思いますが、
皆様は私の筆不精癖をご存知だと思いますので、
ゆるーくお待ちいただければ幸いです。
あとあまり返信とかフォローバックとかは期待しないで下さい。
1通返すのに1時間悩むのです……お絵描きする時間がなくなっちゃう……。
溜め込むと立ち上げるのも怖くなってしまって、どうしようもなくなる私でごめんなさい。
精進したいけど、そんなことを言いながらもうアラサー後半です。困ったな。

毎度のことながら、なんだかたくさんの言葉をもらいすぎて、
終わってもいまだに頭が爆発寸前で、何を言ったらいいのかわからない私ですみません。
言葉にならなかった分、次の作品で表現できたらと思っています。

ではでは、今回はこの辺りで。
明日は出勤なので早くお風呂に入って体を休めなくては。
ご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました!

吉田絵美 画家志望日記

2020年11月16日 吉田絵美

2020年10月30日〜11月14日京橋画廊様にて個展開催中です(11月4日追記あり)

YOSHIDA EMI 2020 Vol.3

展示期間:2020年10月30日(金)~11月14日(土)

11:00~18:00→ 11月5日以降11:00~17:00(最終日15:00まで)

※期間が×11月3日16時まで→○11月14日15時までに延長となりました!作家在廊日は現在調整中ですが、どうぞお気軽にお立ち寄りください。(11月1日追記)

※水曜日は画廊が休みのため、11/4(水)と11/11(水)は入場できません。

展示場所について

京橋画廊(大阪)

公式ブログ:https://kyobashigaro.com

〒534-0024

大阪市都島区東野田町2-8-13MICHIKI BLD. 2F 

TEL 06-6351-3134

JR京橋駅から北へ徒歩5分

京阪京橋駅から北へ徒歩3分 

地下鉄京橋駅から北へ徒歩2分

※コムズガーデンすぐ側の国道1号線沿い 茶色の壁に青緑の看板が目印です。階段を上がって2Fの2室を使っての展示の予定です。

作家在廊予定日

10月30日(金)全日在廊予定です(昼休憩のみ抜ける場合があります)

10月31日(土)全日在廊予定です(昼休憩のみ抜ける場合があります)

11月1日(日)全日在廊予定です(昼休憩のみ抜ける場合があります)

11月2日(月)全日在廊予定です(昼休憩のみ抜ける場合があります)

11月3日(火・祝) 全日在廊予定です(昼休憩のみ抜ける場合があります)

11月14日(土) 11時〜15時 全日在廊です (※15時より撤収作業に入ります。)

いつも通りたいしたおもてなしはできませんが、在廊中はどうぞお気軽にお声がけください。

個展開催にあたって

ZERO展

今回の個展は、2020年ZERO展にて大賞をいただいたことによる、副賞展示になります。

大変光栄な事に、京橋画廊様のご好意により、2Fの展示室全てをお貸しいただける事になりました。

前回の個展より間を置かずに個展をすることとなり、そこまで大量に新しい作品は増えないのですが、とても広い壁をいただきましたので、あまり展示できなかったZERO展大賞作、300号の「変化する中心」の展示を予定しております。

他にも2019年度近美理事長賞をいただいた100号の「チラバル」も持っって行く予定です。

大阪市立美術館よりも何倍も照明の良いギャラリーでの展示は、特に大型作品に関してはそう何度も機会は無いので、お楽しみいただければ幸いです。

コロナ禍ですので、引き続きぜひ来て欲しいと声を大にしては申し上げられません。が、写真下手な私なりに頑張って、期間中はインスタグラムの更新を予定しております。携帯操作が苦手すぎてどなたにもお返事する事はできそうにも無いですが、写真だけでもあげれるよう努力する所存であります。プロの写真家さんでも唸るくらい、撮れない作品なので、あまり期待はしないでくださいませね。

インスタグラムアカウント

どの作品もピッカピッカに反射で光らせて展示したいと思います。まだ1枚も完成していませんが、F8を3枚新作で持って行こうと現在モリモリ描いています。秋になっちゃったので、絵の具が乾かないのが難点です……イグエムアートでの展示が終わった翌日から、「もう!こことアレにあの色とこの色を置いたら完成なのに!乾かないから進めないじゃ無いのー!!ぷんぷん!」みたいなアフターファイブを過ごしております。絵を描くのが一番楽しいです。早く完成を私が見たいので、うぐぐと言いながらスケジューリングを頑張りたいと思います。

それでは、新型コロナウィルス災禍が早急に終息し、多くの方が日常に戻れる日が早く帰ってくる事を祈りつつ。

 

2020年吉田絵美個展ーこころー無事終了しました

ホームグラウンドである枚方八幡から出て、画廊街で初めて開催したイグエムアート様での
2020年9月24日(木)〜9月29日(火)の怒涛のように過ぎた個展の期間から1週間経ちまして、
ようやくパソコンの前に座る決心をつけてまいりました、画家志望の吉田絵美です。
大変筆不精な奴で申し訳ありません。皆様いつも応援ありがとうございます。

このコロナ災禍の中なのに、おかげさまで本当にたくさんの人に会うことができました。
遠方にお住いの方が期間中何度も足を運んでくださったり、大昔のアートダイブ出展時に絵を買ってくださった方との再会もありました。お菓子やお花のお祝いや差し入れもいただき、頭が上がりません。本当に嬉しいし、ありがたく思っております。少しでも「来た甲斐があった」と思ってもらえていれば幸いです。

いくつかの作品もお嫁に行ってもらえることになりました。どのかたも大切に展示していただけるとわかっている方ばかりなので、作者冥利に尽きております。今回はショルダーバックとTシャツ、ワンピースも持って行っていたのですが、ほとんどの作品がお嫁入りいたしました。次回までに新作を少しでも用意できたらなあと思っております。

イグエムアートオーナー様に大変心配されてしまいましたが、人に会うのが極端に苦手で、緊張のあまり食事が通らず期間中で4キロほどダイエットしてしまいましたが、徐々に復活していけたらなあと思っております。長年贅肉貯めてますので、4キロぐらいたいしたことでは無いのですが、図らずも減食ダイエットにしてしまったため太りやすい体質になったのは間違い無いので、やっちまったな感はかなりあります。食べて運動する以外の減量は本当に体に悪いので、もうちょっと強メンタルになりたいなあと思っている次第です。

展示中に、色々なお話もいただきました。一個づつ大切に進めていけたらいいと思っております。
詳細は別途告知していく予定ですが、開示できる分だけ簡単にここにメモしておこうと思います。

2020年 10月〜11月 京橋にて個展
2021年 1月     大阪市立美術館にて2020年ZERO展大賞記念展示
2021年 夏      陶器の吉田絵美さんとイグエムアートでグループ展
2021年 秋     (申請が通ったら)アートフェス参加
2021年 どっか    カフェギャラリーいちりんで1ヶ月展示

わー忙しいぞー。鬼に笑われてしまう〜(汗
ますますネット浮上率は下がりそうです、先に謝っておきます。
作品だけはモリモリ描いているので、そこだけ楽しみにしていただければ幸いです。

なんだかたくさんの言葉をもらいすぎて、いまだに頭が爆発寸前で、何を言ったらいいのかわからない私ですみません。
言葉にならなかった分、次の展示の作品で表現できたらと思っています。

ではでは、今回はこの辺りで。これからモリモリ描きにアトリエに引っ込もうと思います。
ご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました!

2020年10月7日 吉田絵美

大阪上本町「ミッレフィオーリ 」にて作品を展示中です

現在、大阪上本町にあるイタリアンレストラン「ミッレフィオーリ」にて、作品2点、展示していただいております。
2020年春作成の「縒る」と、2018年に描いた「分離」になります。
秋まで飾っていただけるようです。

えっと、とにかくご飯、美味しいしボリューミーでしたよ!!

前菜は色々楽しめて〜

 

パスタはたっぷりアルデンテ♪

鴨肉もしっかり食べ応えありました☆

デザートのティラミス、濃厚で幸せの味がしました♪

壁がね、ちょっと灰色がかってて砂地で癖のあるテクスチャーなんですが、私の絵ってばすんなり似合ってくれたので嬉しい次第でございます。
食べに行った日も満席だったので、他のお客さんが写らないように上手に撮れなくて情報少なくなりました……。
とってもお洒落なお店でしたよ☆

実は行ってきたのはだいぶん前なのですけれど、時期が時期なのでなかなかUPできずにおりました。
すごく勇気が必要ですね、ご飯食べにお出かけしました報告………
ミッレフィオーリ様及びアートふるなび様、ご厚意になかなか追いつけず申し訳ありません。

公式サイトはこちら↓
https://mille-fiori.net

お近くの方、感染予防対策をして、同居の方と作品を観に食べに行っていただければ幸いです。
それでは、そろそろ迫ってきている→個展の準備に戻ります。無事に開催できますよーに!

ビストロシェモモに作品を展示中です(2020.7.12~秋まで)

ビストロシェモモ展示吉田絵美作品

京都二条城近辺にあるフレンチレストラン「ビストロシェモモ」に行ってきました。
理由は2020年アートムーブ展にて「アートふるなび賞」なる、企業賞をいただいたのがきっかけです。
「アートふるなび」と言う会社は作家と企業をつなげることを仕事としており、今回受賞者である私の作品を展示してくれる会社が「ビストロシェモモ」さんになった、と言う話になります。

さて、「ビストロシェモモ」は京都二条城近辺の住宅街の中に、隠れ家の様に佇んでいるカジュアルなフレンチレストランでした。入り口から溢れる隠れ家感がコレ↓

ビストロシェモモ

作品の展示はこんな感じ↓

 

落ち着いた暖色の光を当ててくれててとても嬉しかったです。
壁もね、砂地のあまり見ない色ですが、私の絵はちゃんと似合ってくれました。
少なくとも→【向こう】の煌々とした金はお店のゴージャス感UPに絶対一役買えたと思う。
展示は大体四季ごとに入れ替えだそうですので、コレら3点は秋までビストロシェモモの子でいるようです。
ちなみに青い絵の→【潜る】に関しては、是非ともトイレにでも立った時に近くをウロウロして観ていただきたいです。
ラメが凄く仕事するよ!ギラッギラだよ!
近美春季展で新人優秀賞を貰った【誘引】も、また誰かに見てもらえる機会を得られて私は大変嬉しいです。

ちなみに私は日曜お昼のコースをいただいて帰りました。
大変美味でございました。グルメレポーターの才能がないのが申し訳ない。

ビストロシェモモ料理

突き出し?さすが「カジュアル」なお皿ですよな!ハムはしょっぱ過ぎなくて大変食べやすかったです。

ビストロシェモモ料理

選べる前菜のパテ。私はミニフライパンに載ってたカラシで食べました。やらかいおにく〜♩

ビストロシェモモ料理

選べるメインもお肉〜♪味がしっかりジューシーでした。盛り方がとってもアーティスティック。

ビストロシェモモ料理

デザートのガトーショコラ、とっても濃厚で私好みでした。猫の粉砂糖もお洒落可愛いよ!

ビストロシェモモの公式WEBサイトは→コチラです。
お近くの方、良かったら是非食べに行ってね★

画家志望と青とラメクリアダイアモンド

【潜る】吉田絵美作品

青が見たい、と母が言ったので、このキャンバスは青い絵にしようと決めてから描き出した。
コバルトとライトブルー、ミッドナイトブルーとスカイブルー。
青の絵の具には空と海を想起させる名前が多い。
青に関しては、赤色ほどの興味も、金色ほどのこだわりも持っていない。
私の心象風景が青で埋め尽くされる時って言うのは、そう簡単に「楽しい」と認識できる時間ではないからだ。
ひたひたと這い寄る今日の終わりを意識した時に浮かぶ色。
寒さを、冷たさを認知した時にまとわりつく色。
青は色彩学的にも鎮静効果がある色だから、冷静になりたい時には意識して探すといいらしいが、私は寒がりなので、落ち着きたいならダークブラウンを基調にした部屋がいい。

【潜る】の製作について

【潜る】吉田絵美作品

さて、そんな私の青談義を一時中断して、今回の作品【潜る】のルーツについて。ちなみに読みは「くぐる」である。「もぐる」と「くぐる」じゃ動作が全く違うのになぜに同じ漢字なんだろうか。日本語ってややこしい。

制作中に流していたラジオから、ワンフレーズだけ耳に残した歌詞がある。
男性ボーカルグループの、「美しい日」だか、「美しい夜」だか、なんかそんな曲名だった。自信はないのでググらないでいただきたい。
著作権が云々問題もさることながら、私はそもそも音からの情報を判別する力が大変弱いため、現状このように転記もできないしその歌の題名すら覚えられていないが、そのワンフレーズだけは、衝撃として耳に残ったのだ。明るい曲調の中にありながら、希望を装っていながら、うんざりする疲れが沈殿しているように感じられ、「ああみんな病んでるのね」と、自分が抱えているいらない荷物を、みんな「いらない」と感じながら持ちつ続けていることに気づかされたのだ。
そう、そのワンフレーズを鵜呑みにするなら、夢を叶えた流行りの歌手でさえ、幸せの在処は休日ではなく、仕事を終えた今日終わりと明日までの間のわずかな時間を指すのだ。
まあ歌というのは絵画よりも多くの人間の共感を得なければ「商品」として出荷できないわけだから、不遇時代の気持ちを思い起こして書いたのかもしれないが。
そしてそんな歌が売れてるということは、やっぱり日本人の大多数にとって幸せは休日ではなく休日の前の夜なのかと、人生って面倒臭いなあとしみじみ思ったのだ。
この絵はその歌を初めて聞いた日から大体2年くらいたった、2020年2月中旬、→【向こう】の次に取り掛かった作品になる。
まあ寒い。2月だから。そして描き始めたのは、正に「仕事を終えた今日と仕事が始まる明日の間」の時間だった。
今日あった諸々を無かったことにするために絵にして束ねて、襲い来る眠気に抗わずに眠ってしまえば、一瞬で明日が来ることを、意識する時間。
夜を潜って明日に行く。
私の貧弱な語彙ではそれは「惜しい」だとか「寂しい」だとか、「怖い」に分類されてしまうけれど、眠りに落ちる一瞬前は、眠れる程度に「今日」を束ね切れた日の心中は、夜空とも波間ともつかない冷たさが私を包む。美しく感じる日だって確かにあるけれど、深入りしたら眠気なんて全部どこかに行ってしまう、沈めた「昨日」がひどく近くにある時間の、心の印象。ラジオで聞いた、幸せを感じる人が多いらしい、その時間に私が思っていること。

【潜る】吉田絵美作品

この【潜る】は空を想起させる名前の青だけで割った背景に、ラメクリアダイアモンドと言う名の絵の具を薄く上塗りした。
さらにガラスビーズ入りのメディウムで、遠く固める。
この描き方だと、ラメクリアダイアモンドが点で拾った光が、ガラスビーズで歪んで広がって、仕上がった時、よりピカピカと光り輝く。
青を基調にすると、メタリックやラメカラーは赤を背景にする時よりも光をたくさん拾ってくれる。光を表現するには闇が一番相性がいい。
描いている間に、今日は昨日になって行く。
いつもよりもより一層、言葉を捨てる「今日」の話は線を結ばず色のグラデーションになる。嬉しかったことも嫌なことも後悔も、明日の心配も全部全部どうでもいいことにしなければ、夜なんて潜れない。
主線はぼやける霞の銀を中心に、言語を固めた金を先端に、溶かしたい意識を黒とブラックメタリックで描いた。

【潜る】吉田絵美作品

メディウムが乾くには冬場は一晩以上かかる。
翌日、仕上がった絵を見たら、なんだか本当に私は文章で書いた通りのそんな気持ちだったのか、もはやもうぼやぼやでちっとも思い出せなくなっていた次第だが、まあそれはそれだ。描いた日の私にとって、この【潜る】は夜を潜る寸前の気持ちで、仕上がった日の私にとっては忘れたく無かった思い出せない気持ちなのだ。

【潜る】吉田絵美作品

ああしかし、毎度毎度、題名には苦しめられる。
こんなに作品語りを頑張ったところで結局、絵の答えは全てその日の観覧者が決めるものだ。題名でがっかりされることもあるし、この作品語りは蛇足で、絵の評価を下げるのではないかと毎度毎度更新ボタンを押すのが恐ろしい。
ああだって、発信しなければ私は誰にも見つけてもらえないが、見つからない限り誰からも批判は受けずに済む。私は私に対する嫌悪感ももちろん、好意すら十全に受け止められるほど強くない。自分に向く感情が大変怖い。無意識の失言によって相手が傷つくのではないかと常に恐怖しながら会話している。他人はそこまで私なんぞに興味がないと知っていても辛いものは辛いのである。私が嫌いな人は是非そっ閉じ対応をお願いしたい。わざわざお説教してくれなくていい。安心して欲しい、私は私が正しいなんて自信なんぞ持っていやしない。
正直なところ、私はこの絵を「鳥のよう」と言われても、「炎のよう」と言われても、「あ、そうかもー」と思ってしまう程度に、これだけ作品語りをしていながら、その日の自分が絵に込めた感情を読み解いていないのだ。題名なんてつけなくていいならつけない方が断然安心である。観覧者がこの絵に感じたどんなの印象も、答えも、邪魔せずに済む。

【潜る】吉田絵美作品

ただ、今回のこの【潜る】は【縒る】と→【向こう】とセットにしてアートムーブと言う公募展に出した。公募規約上、題名は必須だ。そして結果は選外だった。
違う題名だったら違う結果なのかもしれない、と言うモヤモヤはどうしてもつきまとう。
すっごく綺麗なんだけどなあ。自分で言うのもアレだけど。

【潜る】吉田絵美作品

さて、結果は結果でこの【潜る】はアトリエに帰還してすぐに「アートふるなび」様の手により、ビストロシェモモにて展示していただけることが決まった。
詳しいことは→【向こう】の記事でご確認いただければ幸いである。
私も近いうちに食べに行ってちゃんとレポート作ろうと思っております。すごく美味しそうなお店です。あのお店の写真の壁に、私の絵がかかっているんだぜ。絶対お洒落じゃん。すごい。

さて、起業家セミナーで教わった通り、「日々の自分を全て書いて晒していけば、貴方は画家になれるでしょう」という、なんかの宗教みたいな言葉に則って、こんなどうでも良すぎる話を一体誰が読むだろうかと悩みつつ、書き散らさせていただきました。苦情も何も受け付けませんので悪しからず。1通打つのに1時間以上悩んでしまうのでコメント返信はいたしません。申し訳ありません。

ではでは本日はこれにて。お付き合いありがとうございました!

(2020.4.3 & 7.9執筆【無題(管理No.F10_2020_BLUE_02)】)

吉田絵美 画家志望日記

画家志望と金色

【向こう】吉田絵美作品

私、画家志望の吉田絵美は金色が好きである。
黄色よりも金色だし、黄土色よりも金色が好きだ。

普通の画家は金色という名の絵の具をあまり使わない。
使うなら金箔であり、切り回しの金粉を利用する。
資金的な理由から洋箔でごまかす画家もいるだろうが、
そもそも技術力の高い画家ならば、黄色で金を装える。
金色をコンビニのコピー機でフルカラー印刷をすると黄土色に変換されるが、「金色っぽい」という錯覚を起こす上では金の絵の具を使うよりも、よほど安定した結果が得られる。

理由は単純に、絵具の金は美しくないからだ。

下の色、紙や布の白が透け、うっかりすると土留色にすら見えるのが金の絵の具というやつだ。
その上背景を金にした時、本来の画題が沈んで暗く見えるというオプションまで付いてくる。
かと言って部分的に使えば、画面がちらつき画題の邪魔をすることもしばしばある。
舞妓さんの美しさを伝えるために金糸入りの着物を金で描くのはナンセンス。舞妓さんの表情よりも着物の美しさに意識が行く結果になリかねない。
何せ金は眩しい色だが、白じゃないのだ。

光を描きたくば闇を、闇を描きたくば光を射さねば、「絵画」にならないと言う基本原則が金の扱いを難しくする。

光っていうのは無色だ。無色ってことは、紙やキャンバスの色になり、まあ大概それは白が該当する。例え眩い金色であろうと、白以外は全て影を表す色なのだ。まあ所説あろうが、私はそう解釈して絵を描いてきた。

【向こう】の製作について

【向こう】吉田絵美作品

それを踏まえて、今回の作品語りに入ることにしたい。
この絵を仕上げたのは、2020年2月中旬だ。その年のアートムーブコンクールに公募するために描いた。アートムーブは10号までの小作品を1度に3枚まで送れる公募展で、今回で4度目の挑戦となる。
この頃はとにかく気が急いて、キリキリとした痛みが頭に常にある状態だった。2月2日に搬入、9日から個展を開催というスケジュールで、うっかりと、そう、ウッカリと!この公募展のために用意していた3枚を全部個展で展示してしまったので、代わりとなる作品が必要になったのだ。
複数枚送れる公募展の時は、私は一番得意な赤背景1枚と、それと並び合わせて美しい赤以外を背景とする作品を用意することにしている。
まあ、で、私は赤と金の組み合わせがとても好きなので、このキャンバスはとにかく金の絵にしよう、と思って描き始めた1枚になる。

金の絵を描く時は、そこそこ計画性が必要になる。
前述した通り、金の絵具は面倒臭い色であるからだ。

まず下絵を描く。ここはいつも通り、浮かんだ気持ちをさらっと撫でるようにして写しとる。

【向こう】吉田絵美作品

そして、背景に黒を塗る。金は下の色が透ける。白地に塗ると、キャンバスの凸凹が強く影響してしまう。私は輝く金が欲しい。だから、これ以上の不安定を呼ばない黒で背景を塗りつぶす。この方法を取り出したのは去年の近美春季展に出品した作品からのことだ。黒は良い。だって例え下手糞にも絵の具がはみ出てしまっても、綺麗に隠し通すことができるほど、不透明な絵の具だからだ。筆が下手な画家に優しい良い色である。
さて、仕事が終わった後の、食事を終えて寝るまでの3時間の自由時間にした作業がここまでだ。残念ながら冬なので乾き待ち時間が長く、この時点で1晩寝かす。

翌晩、メイン画題に色を置いていく。まあ前述の通り、私は筆の扱いが結構下手糞な方の画家である。はみ出しが結構出てるが、最後が綺麗ならそれでいいと思っている。過程は所詮過程なのだ。描きたいものが最後に仕上がっていれば万々歳というものだ。
乾かないうちに隣の色を塗ると混ざってしまって、私の思うゴールから遠ざかるため、この作業は作業でしかないのに冬場は2晩〜5晩かかる。大変に面倒臭い。

さてここまで塗ったら、もう一度背景をきちんと黒で塗りつぶす。
そして透明な砂入りのメディウムを薄く塗りつける。

そして、乾き切って初めて、金の絵の具をパレットがわりの牛乳パックの裏に絞り出す。
今回塗り込めたのは赤金だ。メーカーを変えるだけで同じ「GOLD」でも全く表情が違う。

【向こう】吉田絵美作品

乾いたら、より輝かせるためにイエローゴールド、ラメクリア、ブライトゴールドの線を引く。いつもなら、金の線は私にとって言語野に近いものなのだが、金背景の時はそれは明瞭な過去の記憶の残滓として表面に浮いてくる。

この作品「向こう」に写したのは今の私から見た、過去の自分が抱いた心の印象だ。

冬の朝、溶け落ちた氷柱の魅せた、太陽の輝きをぎゅっと濃縮したアレである。
手も鼻も耳も、冷えて冷えて痛かった。頭は締め付けられるように痛く、肩に食い込むランドセルは捨ててしまいたいほど重かった。おばあちゃんが作ってくれたサブバックが少し濡れて、中身も重くて、腕だってだるいほどだったのに、私はあの時、小さくなっていく氷柱をどうやったら留められるのか真剣に悩んでいた。
だって氷柱本体は別に対して綺麗じゃなかった。ゴミだらけだし、排気ガスを含んで灰色だった。学校なんて行きたくなかったし、クラスメイトは私とは友達になってくれなかったから、楽しみなことなんて何もない、憂鬱な朝だった。
なのに氷柱の向こうはなんでこんなに綺麗なのだろう。なんでこんなに綺麗に思えるのか、ちっとも自分じゃわからなくて、だから持っていたかった、そんな記憶だ。

【向こう】吉田絵美作品

ガラスや水といった透明なものを描こうとすると、向こうにあるものを描くことになる。
今回の【向こう】はだから、メインよりも背景が眩しい一枚にした。
乱反射する金を見るのはとても気持ちがいい。金は豪華で豪勢で幸せな気持ちになる。

【向こう】吉田絵美作品

さて、そんな【向こう】はアートムーブ展では「入選」でかつ「アートふるなび賞」なる企業賞をいただいた。
(参照:https://www.potatochips.co.jp/artmove/10020.html)
2020年7月9日から京都市にある『ビストロシェモモ』にて展示中だ。いつまでなのかはわからないけれど、とりあえず近いうちに食べに行かせてもらおうと思っている次第である。
他に→【潜る】と【誘引】を同時に展示して貰っているので、お近くの方は是非足を運んでみていただければ幸いである。

ビストロシェモモの食べログ(すごく美味しそう)

さて、起業家セミナーで教わった通り、「日々の自分を全て書いて晒していけば、貴方は画家になれるでしょう」という、なんかの宗教みたいな言葉に則って、こんなどうでも良すぎる話を一体誰が読むだろうかと悩みつつ、書き散らさせていただきました。苦情も何も受け付けませんので悪しからず。1通打つのに1時間以上悩んでしまうのでコメント返信はいたしません。申し訳ありません。

ではでは本日はこれにて。お付き合いありがとうございました!

(2020.4.3 & 7.9執筆【向こう(管理No.F10_2020_GOLD_01)】)

吉田絵美 画家志望日記

画家志望と母の日

【無題】吉田絵美作品

5月10日、今日は母の日である。

今年の贈り物はケーキにした。と言うかケーキ屋くらいしか、王冠ウィルス災禍な現在、母親の琴線に触れるお店が開いていない。
今回は私がアレルギーで食べられないフルーツたっぷりのイチゴショートを買いに行く予定だ。喜んでもらえるといいな。

【無題】の製作について

【無題】吉田絵美作品

さて、本日の独り言のお供は春色三部作のひとつ、ベリルグリーン背景のF0作品である。

私はしょっちゅう描き込みすぎを起こして鬱陶しい絵になりがちなのだが、この絵は恐れ過ぎてかなりあっさりな仕上がりになった。
なかなかF0にとって丁度良い描き込み量が把握できていない感じが出ている。
目指したのは春の爽やかさなのだから、言いたいことはちゃんと言えてると思うけれども。

【無題】吉田絵美作品

この絵で初めて、私はラメクリアオパールという名前の絵の具を使った。今まで使ってきたラメ系の中で一番粒子が細かくて、赤寄りの反射をする絵の具だ。写真じゃひとつもわからないだろうけれども。
大変可愛い色だと理解できたので、今後もガンガン使っていきたいと思う次第である。

【無題】吉田絵美作品

主線は爽やかにパールホワイトを、主題も白に近い色を多く置いている。
午前中の窓際に飾るとなかなか可愛らしい雰囲気となるので、とてもワクワクしてくる作品になった。

【無題】吉田絵美作品

この作品を描いたのは3月の話で、見直している現在は5月。話すことが思い浮かばなかったため、なかなか長期間放置となってしまった。いやもう、絵を描いてたら楽しいからね。それを我慢して正直楽しくない事を積極的に取り組むのって本当にしんどいから、どうしてもブログ関連は後回しになるよね。画家になりたくば必要な行為なんだろうけれども。
洞穴から出るのは本当に大変だ。

【無題】吉田絵美作品

さて、起業家セミナーで教わった通り、「日々の自分を全て書いて晒していけば、貴方は画家になれるでしょう」という、なんかの宗教みたいな言葉に則って、こんなどうでも良すぎる話を一体誰が読むだろうかと悩みつつ、書き散らさせていただきました。苦情も何も受け付けませんので悪しからず。1通打つのに1時間以上悩んでしまうのでコメント返信はいたしません。申し訳ありません。

ではでは本日はこれにて。お付き合いありがとうございました!

 

(2020.5.10執筆【無題(管理No.F0_2020_GREEN_02)】)

吉田絵美 画家志望日記

 

画家志望とコーラルピンク

【無題】吉田絵美作品

私、画家志望の吉田絵美はミルク入り砂糖なし紅茶派である。
最近の我が家の推し紅茶はジャネットのアールグレイだ。日本はお値段通りの品質のものがお値段通りで買えるのでとても素晴らしい法治国家だと思う。美味しいのは幸せである。今日も熱なし咳なし味も匂いもわかるので、体調は良好と思われる。体温逆に35.2℃しかないけど。

【無題】の制作について

【無題】吉田絵美作品

さて、今回のF0は背景をコーラルピンクに塗るところから始めた。春色感満載である。桜よりだいぶ赤いし、梅より柔いピンクだけど、私的にはコーラルピンクは春である。サーモンピンクよりは春だと思うのだがいかがだろうか。

【無題】吉田絵美作品

メディウムを使うと明度が落ちるので、オパールを部分的に塗って光を足した。パステルカラーはマットな表面でも目から入る感触がつるつるするのは何故だろう。あんまり使い慣れない色なので、気持ち的に固くなっているせいだろうか。

【無題】吉田絵美作品

主線はパールホワイトで描いた。コーラルピンクに黒も銀も重すぎる。身につける色にピンクなんて絶対選ばない嫌いな色だが、絵に閉じ込める分にはコーラルピンクは可愛い色だ。すれ違った女の子の口紅とワンピースの色。

【無題】吉田絵美作品

中に結構濃い色の赤があるからか、意外と背景に溶けるまで時間のかかった過去の話。
この絵は側面加工が少なくてさっくり2日で仕上がった。筆で描ける部分のなんと楽なことか。
ちなみにツルピカしている私のメイン画題は竹串が筆である。筆だと塗りたいところが塗れない挙句、毛がキャンバスに張り付いてしまうのだ。なかなかわがままな絵の具なのだけど、色が唯一無二なのでこの王冠災禍で会社が潰れないことを心から祈っている次第である。

【無題】吉田絵美作品

さて、起業家セミナーで教わった通り、「日々の自分を全て書いて晒していけば、貴方は画家になれるでしょう」という、なんかの宗教みたいな言葉に則って、こんなどうでも良すぎる話を一体誰が読むだろうかと悩みつつ、書き散らさせていただきました。苦情も何も受け付けませんので悪しからず。1通打つのに1時間以上悩んでしまうのでコメント返信はいたしません。申し訳ありません。

ではでは本日はこれにて。お付き合いありがとうございました!

 

(2020.4.26執筆【無題(管理No.F0_2020_PINK_01)】)

吉田絵美 画家志望日記

画家志望と壊れる椅子

【無題】吉田絵美作品

私、画家志望の吉田絵美が現在愛用している椅子は、20年以上前に購入された、妹の学習机の椅子である。
自分の学習机の椅子は5年前にクッションがダメになり、二トリで買った椅子は1年で破損。
高いのを買えばと言われそうだが、私の部屋の学習机は、まだ袖の引き出しが取り外し不可能タイプ。
幅が狭く机の下に入る椅子がそもそも選択肢として非常に少ない。まずクッションが良い椅子は入らない。
ここ数年は1年で壊れるような椅子をもう一度買う気は起こらず、上京したまま帰還しない妹の学習机用の椅子を借りパクしている状態だった。

その椅子が、とうとう本日壊れた。

一度も測っていないが私の体重がこの引きこもり期間中に増えたのか、そもそも座る時間が増えてしまって過負荷になったのが敗因か。
椅子を買いに行くことができない現在、由々しき問題である。座卓に移行しようにも、私はそもそも座卓暮らしができるような膝をしていないし、パソコンがデスクトップ型なのも辛い。テレビのある部屋では作業もできないし、配線に敗戦する未来しか見えない。
勇気を出してブログ更新を再開した途端にこの事件。出鼻を挫かれた感が酷い。
いやでも本当にどうしよう、椅子。

【無題(管理No.F0_2020_BLACK_01)】について

【無題】吉田絵美作品

さて、このF0サイズの黒背景の1枚は→赤いやつと同日に仕上げた。
あまり私は背景黒の作品を描いていない。理由は単純に、「欲しい黒」が手元に無いからだ。
できるなら、私はこんな輝く黒ではなく、吸い込まれるような黒が欲しい。

【無題】吉田絵美作品

99.9%ぐらい光を吸収すると言う噂の黒の絵の具は何処で買えるんだろう。
私が分かっているのは、アクリル絵の具のブラックは、つや消し状態よりジェルメディウムを被せたほうがより感覚的には黒が深くなる、と言うことくらいだ。
いろいろな色を透かせて作る黒では明るすぎる。黒は青より暖かいのだ。私の欲しい色の研究はまだまだ続くだろう。

【無題】吉田絵美作品

この絵の黒は、ターナーのジェットブラックの上に、ブラックラメダイアモンドを塗り、その上にサンドメディウムを薄くかぶせた。ジェットブラックのみよりはまだ深さが出たように思う。私の底なし沼の闇はもっとねっとりしているのだが、
これをどうやって表現したらいいのやら。ただ、黒に染まってもまたこの散らしている煌めきから新しい色が生まれていくので、この黒でもそこまで外れた色でも無い。

【無題】吉田絵美作品

主線は銀だ。冷たい無機質の代名詞のような色。磨かれたスチールには未来を感じるのに。
何にそんなに苛立っているのか、怯えているのか全く自分でも想像がついていないが、この絵も→赤いのと同様に外形線はかなりトゲトゲしている。綺麗だけど。

メインは青系統の配色で随分と静かな印象を受ける。トゲトゲしているのに。
描いた本人の癖にこの他人事感。昨日の描き上げた作品の話は正しく過去に落ちたんだろう。

【無題】吉田絵美作品

さて、起業家セミナーで教わった通り、
「日々の自分を全て書いて晒していけば、貴方は画家になれるでしょう」という、なんかの宗教みたいな言葉に則って、
こんなどうでも良すぎる話を一体誰が読むだろうかと悩みつつ、書き散らさせていただきました。
苦情も何も受け付けませんので悪しからず。
1通打つのに1時間以上悩んでしまうのでコメント返信はいたしません。申し訳ありません。

ではでは本日はこれにて。お付き合いありがとうございました!

(2020.4.23執筆【無題(管理No.F0_2020_BLACK_01)】)

吉田絵美 画家志望日記