画家志望の私吉田絵美の鬱から脱した方法とこれからの話
私、画家志望の吉田絵美は
人生で2度、
重度の適応障害を起こしたことがあります。
1度目はうつ病とも診断され、
2度目は医者にも行きませんでしたが
あれは本当に地獄でした(*_*)
呼吸をすることすら大仰な仕事で
自分が今まっとうな状態でないことはわかるけれど
何をどうすればまっとうになれるかもわからない。
とにかく社会に負けた自分が情けなく
自分より強大な世界のすべてが恐ろしく、
変えなければならない明日が来ることに恐怖して
変えられなかった今日が終わってしまうことに絶望し
本を読んでは
ポジティブな言葉の実体のなさに打ちひしがれて
ネガティブな言葉のリアリティに不安と不満を増大させて
我ながら本当に良くまあ増幅する恐怖心故に
誰ともとも言葉を交わせない無限負のループから
他者と会話が可能な世界へ帰ってきたものだなあと
今はしみじみ思います(*_ _)
どうやって帰ってきたの?
重要なのは「考えないこと」です。
うつ状態に陥ってしまった
根本原因も考えてはだめです。
次はこうなりたくないとかも
しなければならないことも
何もかもから思考を放棄することが大事です。
私は感情を名称分類することすら辞めました。
それが心を休ませると言うことなんだと思います。
そしてその心を休ませるために
私が選んだのはアートと言う手段でした。
アートは心の病を救えるか
まーなんせ2度も精神疾患に罹り
そこからの帰還手段にアートを選んだ私、
根本的にどうしようもなく芸術家肌だったんです。
⇒吉田絵美の描こうとしているモノ
の記事で詳しく語りましたが
私は言葉にならない感情を
言葉にしないまま絵として表現すること
を自分の作品テーマに据えています。
私がこのアートスタイルになったのは
この2度の精神疾患によるものです。
私はこの精神疾患以降
表現した作品に込めた感情が
恐怖だったのか喜びだったのか、
感情や事象の分類を
「私が考えてはならないこと」に据えました。
例えば私にとってそれが怖いことだったとしても、
それを共有してくれる人が肯定するか否定するか
全部相手次第でしょう?
私は自分の気持ちを否定されるのが怖かった。
私は自分の状態を肯定されるのもつらかった。
私の評価を決めるのは
私以外の誰かでしかないならば
描いた作品のそのすべては
観てくれた人にゆだねられている。
「何を表現しているんですか?」
とかなんとか
説明を求めてくる人ほど
「これは××を表現しているはずだ!」
と思っていて、
それの答え合わせをしたくて
画家本人に尋ねてくるんです。
本人の想いと違えばあれこれ言われるし
どれほど言葉を尽くして説明しても
人の心の中は完璧には理解できないもの。
良いも悪いもないはずのものについて
間違いや正解を問うなんて
お互いの心がすり減るばかりです。
あなたはあなた、わたしはわたし。
みんな違ってみんな良い。
自己と他者の分離ができている大人に私はなりたい。
私はそうやって自分の絵の方向性を定めてから、
絵を描く行為と
絵を人に見せる行為に関して
恐ろしいと思うことがなくなり、
気づけば外へ出ることができるようになりました。
病の根源を見つめること
外へ出れるようになった理由は
絵の方向性を定めたことともう一つ。
ずっと否定してきた私の夢を
全肯定することができたことも大きいです。
⇒自己紹介の記事でも書きましたが
私は2度も「普通」を目指して頑張って
病気になって挫折したんです。
もう捨てたってイイでしょう?
心からなりたいわけじゃない
「普通」を目指す努力なんて( ;∀;)
私は幼稚園児の頃から画家になりたかったんです。
食べれないから諦めてたんですが
「普通」がこなせないで
廃人寸前にまで自分を追い込んでしまうなら
一番なりたかったものを目指す努力を
真正面から挑んで失敗する方が
何倍も幸福な「挫折」じゃないでしょうか。
本気の挫折が怖いから逃げ回って
やりたくないことに失敗して病気になってるくらいなら
私は私を納得させるために
人生を転換していかなくてはならない、
と強く思うようになりました。
食べれる画家になるために
夢である食べれる画家を目指す、とそう決めて
けれど何をどう始めたらいいのか
さっぱりわからないでいるのは変わってません。
ですが誰かと出会うことを求めて
このキラピカ☆ガラスアートクラブという
ウェブサイトを開設して半年、
毎日何か明るい話を、楽しいことを、
ガラスアートを初心者さんでも
可愛いものを簡単に作れるようにと、
試作品を作っては写真を撮って、
毎日欠かさず文字にしてきて、
頑張っていたら絶対誰かに出会えるに違いない
と言う謎のポジティブシンキングが
できるようになりました。
それが今この記事を読んでくれている貴方であれば
私はとても幸福だと思います。
画家吉田絵美の活動を応援してくれる人大募集!
さてこの記事に乗せている写真はすべて私の作品になりますが
いったい画家吉田絵美はどこで作品を販売しているのか。
多くの新人画家さんは
個展で作品を展示販売したり
公募展へ出品して1発逆転を狙ったり、
あとはアートメーターと言う絵画測り売り委託販売サイトを利用したり
が有名かなと思います。
私も公募展へ出品したり
(東京の公募展で大賞や新人優秀賞貰ったりしてるヨ!)
手作り市で展示販売してみたり
(基本的には宣伝が中心になってますけど)
⇒個展を企画してみたりしています。
一時期ネット直販サイトを作ってみたりもしましたが
やはり私のラメやメタリックな光に反射しまくる絵の具を多用した作品は
実物を観ていただかねば私自身が安心できない(;^ω^)
そして私と直接会話してくださる方にしかお嫁に出したくありません。
⇒お問合せを利用してくださっても良いですし、
この記事のコメント欄にコメントのひとつでも残していただけると
大変励みになりますので応援よろしくお願いいたします(*^^*)
⇒吉田絵美作品集はコチラから
またゆっくり遊んで行っていただければ幸いです。
まだまだこれからも
走り続けるので!
どうぞよろしくお願いいたしますネ!