ゼンタングルって何?ガラスと組み合わせるとどんな感じか実例も紹介してます☆
こんにちは、こんばんわ?
お絵かき大好き!
キラピカ☆ガラスアートクラブ部長の
吉田絵美です(・∀・)
さて、今日は
ガラスアートとも実は相性が良い?
ボールペンアートで有名な
ゼンタングル
の話をしようかと思います☆
ゼンタングルとは?
ざっくり言うと
単純なタングル(模様)を描いて
瞑想と言う名の禅を体感するアート手法
と部長は解釈しております。
主に紙と黒ペンで描く作品を指し、
描いている間トランス状態に陥り
手軽に「禅」の世界を覗けると言う
最近流行りのお家趣味ですね。
私、部長吉田の絵も
柄を大量描き込みタイプだったのでこの手法に
ゼンタングルと言う名前が付けられてることに
ががーん!となったのは大学生の終わり頃。
禅とか欠片も理解してなくても
ゼンタングルなのか?
私はそんな趣味レベルで誰でも
マネができちゃう世界を描いていたのか……。
ゼンタングルと言う名の有名技法だったことに
かなりショックを受けたのは
私がまだまだ青かったからですかね?
当時の絵↓
当時の私は
確かに黒ボールペン1本で
絵を描くスタイルだったので
デザインであって芸術になってないゾ?
と言われるのがとても怖かったんですヨ。
素材感の安さも含めてね。
しかも紙に黒ボールペンの絵なんて
取り込み楽ちんコピーし放題じゃないですか。
自分の仕事が安すぎる(>_<) ことに恐怖したんですね。
そんなこんなで ゼンタングルと言うジャンルを知ってから
私は黒ボールペンを辞めて
せめて素材感をUPさせるべく
キラキラなラメペンへと
移行した次第ですけれども(;^ω^)
ただどうしてもこのゼンタングルと言う
手法は私から切り離すことはできませんでした。
単純な模様を繰りかえして作品を作る
ゼンタングル。
名前を知らなかった時でも
確かに描画中トランス状態に陥っていた私。
心の病気(※詳しくは自己紹介にて)から醒めて
描きたいものが「とにかく何でも」から
「言葉にならなかった感情」
へと移行したため、
無意識を探求するためには
もはやこの「瞑想」モード無しでは
絵が仕上がらないわけです。
ちなみにこれが私の描画風景↓
誰だよ、この技法を流行らせたのは!!
と心底絶望したのも
まあ、画家志望なら普通ですよね。
独自性こそが命の部分ありますもの……。
「真似だよね」
の言葉ほど怖いもの無いですヨ(*_*)
どうしてガラスアートと相性良いの?
さて、部長の個人的な
ゼンタングル技法の流行への絶望は
ひとまず置いておきまして。
大学生だった当時の部長吉田
が ゼンタングルをゼンタングルと
認識せぬままその技法に
嵌っていった理由をクローズアップ。
まず、ガラス造形コースに所属していた部長吉田。
授業でステンドグラスを学んでいたんですが
とにかくガラスを曲線に切るのが下手すぎる
もー、ゆゆしき事態ですヨ。
失敗と失敗と失敗と、
最終的には100万円以上する 大学の機械の力を借りて
作品を仕上げましたが
(10万以内で解決できる機械が
最近あるからいつか買うつもりだヨ!
⇒発見レポート記事)
こりゃあデザインの方で
今後調整していかないと
期限以内に仕上がらないゾ(;・∀・)
となったのが第一段階。
フュージングガラスの授業で
(板ガラスを板ガラスに変換する技法のこと。
陶芸釜で複数枚のガラスを溶かして
任意デザインの1枚板にします。
ちなみに陶芸釜でガラスの塊を
形の違うガラスの塊にするのは
パートドヴェールと言う技法。
微妙な分類分けがあるヨ。)
お皿に挑戦した時は先生から
「ガラスの切り方が下手すぎヨ!!(;・∀・)」と
完全にダメ出しを食らって
全ての曲線を撤廃。
直線のみでデザインを作ることに(;^ω^)
これはこれで気に入って
冷たいスイーツを出す時に使ってますが
ヤバイ、直線でのデザイン力を上げねば!!
となったのが第二段階。
その次のフュージング授業で作ったのが
この謎なおさかな風ガラス板。
時間が無くて鉄枠を作れなかったんですが
本当は壁から看板のように
ひっかけれるようにしたかったのも思い出です。
見てわかる通りとても
ゼンダングル的なデザインですよネ。
単純タングル(模様)の組み合わせ。
紙とペンでないだけでこの迫力ですから、
ガラスって本当に重みがある素材ですよネ(・∀・)
そしてゼンタングルへともっと足を踏み入れたのが
パラダイスペイントと言う名の絵付け技法!
吹きガラスと絵付けを組み合わせて
作品を作るという課題だったのですが、
ガラス絵の具は基本的に微妙な混色絵付けを
好まない素材(;・∀・)
吹き釜で焼いている最中に色が変わるから
初挑戦で画力で勝負と言うのは
無茶が過ぎます(;´∀`)
かといってシルエットの猫だ犬だなんて
商業用みたいなデザインなんて絶対ごめんだ!!
となった美大生だった私。
そうだ、ガラスは透明素材!
絵の具は不透明でも抜きを作れば
夜景のように世界を重ねられないかしら……?
となって作ったのはこの作品。
非常にゼンタングルっぽいですよね。
でも「ガラス素材を使って絵を重ね合わせる」探求は
今の私も引き続き挑戦中のテーマなので☆
ガラスとゼンタングルはとても相性のいい
技法じゃないかなあと思います☆
またゼンタングルはサンドブラストとも相性が良いです。
当クラブで自宅挑戦となると
エッチングクリームによる
すりガラス加工にあたりますネ(・∀・)
多少の段彫りによる濃淡が付けれますが
透明とすりガラスの2色で
世界観を彫り出すのですから
黒ペン1本で模様を描くゼンタングルは
非常に加工がしやすいデザインになります。
絵を描くのが苦手なの~(>_<)
でも安っぽくないデザインがイイ!
と言う方はゼンタングルの模様を流用するの、
おススメでございます。
ガラスとゼンタングル組み合わせ作品例は?
最後に当クラブで紹介済み、
ゼンタングルと組み合わせ作品たちの
作り方ページへのリンクを
いくつか貼っておきますネ!
①すりガラス加工で遊ぶ!
②すりガラス加工&ステンドグラス技法の例
③家庭用オーブンガラス絵付けで遊ぶ!
④すりガラス加工&ステンドグラス技法&絵付け技法の例
まだまだキラピカ☆ガラスアートクラブでは
色々デザイン増殖中ですので☆
楽しく見て回ってくれれば幸いです☆
また無料でメルマガ登録も受け付けております。
キラピカ☆ガラスアートクラブ部員になって下さったら
芸大卒の私が描き方相談デザイン相談にも乗りますので、
どうぞお気軽にお声がけくださいネ(*^^*)
退部もクリック2回ぐらい?と
かなり楽ちんです。
覗くだけでも大歓迎ですので!
貴方のご参加お待ちしてまーす(^^)/