魅惑的な赤とは?赤の魔力はこんなにすごい!

吉田絵美作品集

色ガラスの中で最も高価なのが江戸切子にも使われる赤いガラス。
赤と言う色についての考察です☆

ハイ、こんにちは、こんばんわ?
キラピカ☆ガラスアートクラブ
部長の吉田絵美です(・∀・)

今日のテーマは

について!

というのも、
画家志望の部長が公募で賞を頂く絵は
いつも赤い絵なんですよね。
赤が持つ力って本当に大きくて
芸術家志望の方なら
ぜひとも使いこなしたい色
なんじゃないでしょうか。

まずは基本のき、
色彩心理学的な立ち位置から確認してみましょう(^^)/

赤が持つイメージ

情熱の赤、とも呼ばれるほど
エネルギーに満ちた色ですよね。
イギリスの科学誌ネイチャーで
「ユニフォームに赤を着た選手の勝率は55%だ」
とか紹介されているんですから
かなりのファイティングカラーだなと思います。

また欲望の赤、とも称されるほど、
購買意欲を煽る性質もあり
小売店はSALLの文字は必ず赤で
ポップを作るのが基本系(・∀・)

黄色よりもずっと人の目に届きやすく
最も注意を惹かれる色なので
信号の色も「止まれ」が赤なんですヨ。

また興奮を促す色だからか
映画で蠱惑的な女性描写として
女性が真っ赤な口紅を挿すシーンなんか
使い古されてる手ですよね(;´∀`)

超有名科学者ニュートンさんの研究によれば
赤と言う色は1秒間に
400兆~800兆振動しており、
血圧脈拍体温を上昇活性させ興奮をもたらす
何それヤバイ薬か何か(;・∀・)?みたいな
力を持つ色なんだそうです。

ガラスの赤は金で作る

うちはガラスアートクラブなので
ガラスと「赤」の関係についてもひとつ。

冒頭でも言いましたが
色ガラスの中で最も高価なのが
赤いガラス。
金を混ぜている、
と言う材料費的な理由もありますが
完璧な温度管理をしないと
黒化して茶色になってしまう
職人の手腕による部分もまた
お値段が上がる理由(;・∀・)

そんな扱いづらい赤を好む江戸切子は
ガラスが持つ鋭利さ儚さを表現しつつも、
赤の持つ蠱惑的な緊張感こそを
最大限に利用した作品だなあと思います。
高くても納得のいく美しさがありますよね。

赤い絵が売れるってホント?

吉田絵美

部長は今までいくつか
公募展に絵を出したことがあるのですが、
いつも評価をいただくのは赤の絵ばかり。
4月に大賞を獲った↓の絵もそうですね。

反発するN極とN極

この絵の題名は
「反発するN極とN極」。
近美関東美術展にて大賞をいただいた、
100号の絵画作品になります。
磁石に感じた、目に見えないのに
確かにあるとわかる不思議な力に対する
私の感情の印象を描いた次第です。

吉田絵美

上の春季展で新人優秀賞を貰った作品、
「誘引」もまた赤い絵。
言葉にならない感情を言葉にしないまま
描こうとしている私なので、
いまいち上手に説明はできないのですが、
この絵は確かに赤の持つ誘引力に凄く助けられた
作品になったなあと思っております。

吉田絵美

ARTMOVE 展で入選できたこの「浮沈」も
また赤い絵ですヨ。
他に緑色の「模索」

吉田絵美

水色の「流動」

吉田絵美

も出したのですが、
選ばれたのは赤い「浮沈」だけ。

くずはふれ愛手作り市

先日の手作り市にて売れた
題名無き絵もまた赤い絵でしたね。
他の画家さんがどうなのかまでは
ちっともわからないですが
ひよっこ画家の部長でも
赤い絵ならばたまに売れるんですから、
本当に赤と言う色は強い色です(ΦωΦ)

赤と私

吉田絵美

部長が一番好きな赤はクリムソンレーキですね。
熊倉先生の漫画「王ドロボウジJIN」の作中でも
(一生最新作を待っている自分が幻視出来るほど好き)
取り上げられてる深い深い赤色です。

吉田絵美

大賞をいただけた「反発するN極とN極」は
もちろんクリムソンレーキだけじゃなくて
レッドやらスカーレットやマゼンタ、
ローズに葡萄色、カーラントレッドとか
色々な「赤」を使ってますヨ。
画材屋さんで毎回悩んでは、
結局7色ぐらい赤ばかり買ってしまったり。
黄色寄りの赤と青寄りの赤では
温度さえ違うように感じるのだから
不思議なものです(・∀・)

吉田絵美

私の体感だと
パーマネントレッドは
じめっとした日本の夏の暑さを、
カーラントレッドだと
若干軽くてカラッとした暑さを
感じることが多いです。
ちなみにクリムソンレーキは冷たさも
感じますネ(・∀・)
鎮静の青寄りだからでしょうかね?

吉田絵美

JISに採録されている「赤」は23色。
和名だともっと沢山あるようです。
あんまり細かく分けられると
色は色相環で隣り合う関係だから
どこまでを「赤」と呼ぶか迷って
しまいそうですね(*^^*)

吉田絵美

ではでは今日はこの辺で。
もうちょっと部長のいろんな絵を見たいな~って
方は⇒吉田絵美作品集のページへどうぞ。
展示販売情報については⇒お問合せ
ご利用くださいませ(ΦωΦ)
コメント欄でも感想いただければ
飛び上がって喜びますので、
どうぞお気軽に絡んでいただければ幸いです(*^^*)
ではまた、別の記事でお会いしましょう(^^)/

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*