ボールペン画は余白が命!?黄金比について簡単解説!
ハイ、こんにちは、こんばんわ?
何でもキラキラピカピカ光っててほしい!
画家志望の吉田絵美です(・∀・)
私は現在の絵の具(⇒作品集はコチラ)に出会うまでは
ラメカラーのボールペンを愛用してまして、
前職も文具画材店販売員だったので
結構なボールペンオタクだったり。
なんかカワイイイラストを描く本はいっぱいあるけど、
私絵心無いし……|ω・)
と言う方、ご安心ください。
吉田式を覚えれば「絵心」なんて
どうでもいい案件になります(ΦωΦ)
私は一応芸大出ですのでデッサンを勉強はしましたが、
作品はこのとーり!
ハイ、デッサン力まるで関係ないですね(・∀・)
ちなみに2017年東京都美術館にて展示してもらった
公募近美関東展新人優秀賞貰った作品になります☆
と言うことで今日はボールペンでのお絵かきを楽しむコツについて
語ってみようと思います☆
ボールペンは何色を用意する?
ボールペンでお絵かきをしたいときは
まずは1本、黒かブルーブラックか、
セピアの1本から用意しましょう。
有彩色を選ぶと目がチカチカしてしまって
描くのがだんだん面倒な気持ちになります。
初期の私のボールペン画はこんな感じ↓
見た通り黒一本ですネ!
半年後はこうです↓
要は単色に飽きちゃっての結果ですが
最終的にはこうなりました↓
らめらめぴかぴか~☆
ちなみにこの絵の主線は
ユニボールシグノの銀です。
そして銀の主線を赤紫で縁取り、
楽しくメタリックな紫やラメ青で塗りつぶしたんですヨ☆
お絵かきって楽しいですよね!
ボールペン画は余白が大事!
小学生の時、美術の時間で言われませんでしたか?
「端までちゃんと塗りなさーい!!」って(>_<)
ボールペンみたいな細い線でお絵かきするとき、
端まで描いてたら気が狂ったみたいな一枚になります。
これとかネ↓
A4ぎっちぎちに描き込んだやつですが、
やりすぎ感がひどいですネ!
描いてて大変楽しかったですけれども。
ボールペンで絵を描こうと思うなら、
余白の作り方は大変大事。
画面が小さいならなおさらですよ。
全面埋めると観る気が無くなっちゃうんですよね、不思議と。
新聞の行間みたいなものです。
言いたいことは整理しないとッてやつです。
黄金比って知ってる?
1:(1+√5)/2 のことです。
近似値は1:1.618、約5:8になります。
芸大生に白い紙を渡して、
「一番美しいと思うところに1本だけ直線を引きなさい」
と出題すると、必ずこの黄金比に線を引く、
だなんて言われてる黄金の比率です。
1867年グスタフ・フェヒナー氏による実験結果からの話なんですが、
現在の美学(芸術の歴史学)の学会曰くは
「永遠に葬るもの」とする見解なんだそーな。
ま、でもこの黄金比は見た人に安定感を与えるのは確かです。
巧い画家さんはその辺ちゃんとわかってて、
作品の要は必ずこの黄金比線上にモチーフを置きますね。
花瓶の花の絵なら一番大振りの花を目線に、
湖面の水平線は黄金比になる位置に。
真半分や紙のど真ん中にモチーフを置かずに
5:8くらいに画面が分かれているとカッコいい!
と覚えておくと美的センスが磨かれるんじゃないかな~
と思います(・∀・)
ボールペンで描くなら紙の余白はたっぷりで!
良いですか皆さん。
紙は切っていいものなんです(・∀・)
モチーフが紙の真ん中にあると
ちょっとダサいですし、
目指したいのは先ほどの黄金比。
モチーフ:余白が約5:8になるよーに、
モチーフの一番ボリュームのある部分が
紙の黄金比線上に来るように
絵を仕上げてから
紙を切っちゃえばいいんですヨ☆
パソコンで言うトリミングって言うやつですね。
仕上がりを写真用紙ぐらいで、と思っているなら、
写真用額縁のガラスを当てながら
紙を切る位置を決めるとわかりやすいかなーと思います☆
配置の仕方、少しは参考になりましたでしょうか?
ではでは本日はこの辺で。
ボールペンでの描き方については後日にでも。
また別の記事でお会いしましょう(^^)/