はい、こんにちは、こんばんわ?
キラピカ☆ガラスアートクラブ
部長の吉田絵美です(・∀・)
先日、部員さんから
お家の窓ガラスとトンボ玉のガラスの材料って違うモノなのですか?
また窓ガラスはトンボ玉用に使えますか?
という質問がありました(・∀・)
良いですねーこういうチャレンジャーな質問☆
知らなかったことを知れるから人と話すのって大事ですよね☆
えーっとですね、まず私が知っている内容で言えることとして。
皆さんはお家の窓ガラスが何ガラスかご存知でしょうか?
いっちばん安い窓ガラスは フロートガラス、と言うやつですので、
温度管理さえできれば溶かすことはできると思います。
少なくとも陶芸炉で800℃前後で溶かせますので、
不可能ではないはず、です。
そんな学生時代に作った奴がコレ↓
しかし、最新の窓ガラスって
防弾だったり、耐熱だったり、
何をどうしてるんだか
アート系からは理解不能な処理がなされているので、
お家の窓ガラス、必ずと溶かせます!
とは私はとても断言できません(;^ω^)
私はフュージング用に買った
ブルザイと言う種類の板ガラスなら
バーナーで溶かしたことはありますが
フロートガラスは無いので(;^ω^)
安全に
溶かせれるかは確約できません。
なにせトンボ玉作りのバーナーでガラス炙りって
つまり急熱処理ですからね。
ガラスは基本的に急激な温度に弱いものですから、
いつも以上に余熱に気を配っていただきたい案件です(;^ω^)
市販品のガラス棒より破裂の可能性 大 でございます。
もしチャレンジするなら
養生、ゴーグル等厳重に準備して挑んでくださいネ☆
そして、フロートガラスって断面薄緑色というか、青っぽいというか、
意外と透明じゃあなくてですね、
トンボ玉用に作られているガラス棒より純度が低いので、
バーナーで溶かすことに成功しても、
皆様が思うほど透明には仕上がらないと思います。
再生ガラスになりますし(;^ω^)
また、メーカーが違えば断面の色も違うので
何かの配合が違っていることも予想されます。
基本的に他のガラスとは混ぜられませんのでお気を付けください。
膨張率の違いから反発を起こし、冷ました時に割れたり、
作っている最中に割れたりすることが予想されます。
単色で形だけで遊ぶなら、何とか可能かな?
と言ったところでしょうか。
また、窓ガラスは棒状ではないので
自分で棒に近い形にカットしてからでなければ
予熱も鉄心巻き付けもままならないかと思います。
ルーター等で側面のバリ取りが可能でないなら、
持ちにくいかもしれませんが
軍手を嵌めての作業をおススメしておきます。
正直ブルザイを溶かした時、
トンボ玉用のガラス棒を溶かした時より火力が必要だったので、
フロートガラスが初心者用のキャンプバーナーで溶けるかまではわからないです(;^ω^)
ガラスは基本、メーカーごと、色ごとに
溶かすのに適正な温度が変わります。
混ぜてる鉱物の分量とかの問題で、
膨張率と言うのも変わるので、
色を混ぜても大丈夫だという
「きなりがらす」なんかのトンボ玉用のガラスは
とても計算されつくした商品となってます。
ガラスってなかなか、材料一つとっても難しいですよね(;^ω^)
やーいつか、実験してみないとなー(・∀・)
玉を作っても面白味が無い色だから
形で遊べるようにならないとなあ(;^ω^)
技術力磨かなきゃー(>_<)
参考になりましたでしょうか?
それでは本日はこの辺で。
また別の記事でお会いしましょう(^^)/