トンボ玉を作ろう!と思った時に
どうしても選ばなければならない材料、
ガラス棒の選び方を簡単に説明します。
さて、トンボ玉を始めてみよう!
と意気込んでいる皆さん、
おとなしくガラス棒付きキットを買った
貴方は賢いです。
しかし
ガラス棒は別で買うの!(`・ω・´)
と息巻いているならば、
抑えておくべき絶対のポイントがあります。
それは、
使うガラスの種類!!
火力の高いバーナーを持っていれば
別に板ガラスだって溶かせます(・∀・)
使いにくいのでガラス棒を買った方が
絶対楽ですけどネ(;^ω^)
そんなホビー用に主に出回っているガラス棒、
全部景気よく混ぜて使うと
大失敗を起こす可能性があるんですよ( ;∀;)
ちょっと確認してみましょう!
初心者でやりがちな失敗は?
ずばり、ソーダガラスと鉛ガラスを
景気よく混ぜて使ってしまい、
徐冷したら全部割れてる!?(ノД`)・゜・。
と言う悲しい失敗ですネ!
ソーダガラス、 鉛ガラスって何?
と思われるでしょう(。´・ω・)?
理系じゃない我々が覚えておけばいい
見分け方は、
不透明がソーダガラス!
透明が鉛ガラス!
例外もありますが、
基本その見分け方で大丈夫です。
最近はダイクロガラスだとか
アルカリシリケートガラスだとか
なんか聞きなれないものも
販売されているようですが
基本的に違う種類を混ぜるとガラスは割れます
そこを念頭に置いて、
ガラス棒は店員さんに確認をとってから
選んでくださいネ(・∀・)
なんで割れるの?
これまた中学校の理科の復習問題になるんですが
水以外の物質は
温めると体積が増えて、
冷えると体積が減る!
(水は氷のほうが水より体積が大きい)
そしてそれぞれの物質の沸点と融点は異なる!
と言う話をぼんやり思い出してください。
ガラスも温めると膨らんで、
冷めると少し小さくなるタイプの物質。
ガラス棒の素材が違う=融点が違う
と言う話は理解できますよね?
熱で膨らんだトンボ玉の中に
異なるスピードで冷めるものが
一つにまとめられていると、
上手に小さく戻れなくなるから割れるんです。
分量多い方が融通効かせてくれれば
それで何とか持ち堪えてくれることもありますが、
もはや運に近い話です。
ガラス屋さんはちゃんと実験検証して大丈夫!
と言ってくれてますが
100%は期待してはいけません。
中学生でも理解できる物質的問題なので
ガラス屋さんを問い詰めたりとか辞めましょうネ。
え、じゃあ混ぜるの絶対ダメなの?
割れるリスクを承知した上で混ぜるのは
全く問題ありません。
kinariガラスなんかは
トンボ玉専用を謳っているので
混ぜ混ぜ平気ヨ(*^^*)
と自信があるようです。
凄く凝ってるトンボ玉なんかは
不透明透明混ざっているのが多いですしネ。
それでもへたくそ代表の私がやると
成功率は3割きります( ;∀;)
へたっぴの自覚がある人は
無理しない方が楽しいですヨ!(;^ω^)
本当に始めたばっかり!と言う人は
透明不透明を混ぜた作品制作には
手を出さない方が無難です。
まずは単色でチャレンジすることを
おススメいたします(=_=)
扱いやすいのはどっちのガラス?
鉛ガラス、透明ガラスの方がおススメですネ!
気持ち不透明のソーダより柔らかく溶け、
作業がしやすい特徴があります(*^^*)
それに仕上がったやつが
きらきらピカピカと透けててガラスらしくて
幸せな気持ちになりますしネ!(・∀・)
ただ、柄物を作れるようになりたい(`・ω・´)
と熱望されているなら
ソーダガラス(不透明)で色数を揃えられると
ハッキリ柄が見えて気分がいいと思います。
正直申しまして、
最初はただ形を整える技術を確立するだけで
結構ガラスを消費するので
そこんとこ覚悟して買ってくださいネ(^^)/