初心者にありがち!?トンボ玉が鉄の棒から剥がれ無くなる理由と対策の話☆
ハイ、こんにちは、こんばんわ?
キラピカ☆ガラスアートクラブ
部長の吉田絵美です(・∀・)
皆さん、トンボ玉自宅で作っておられますか?
初心者がよくやる失敗に、
割れてないのに鉄芯からトンボ玉が外れない~(ノД`)・゜・。
と言う、大変悲しい自体が良く起こるのですが、
いったいこの原因はどこにあるのか、
と言う話を今日はしたいなと思います☆
失敗の原因① 離型剤の濃度が薄い
離型剤の粘度、ちゃんと買った当初そのままで守れてますか?
私が持っている奴は最初から泥状のやつなんですけど、
プロ仕様を買うと粉なので
シャバシャバしちゃっているのかもしれません。
離型剤の濃度が薄いと
ガラスが鉄芯にくい付いて取れにくくなっちゃうんですよ( ;∀;)
この場合は離型剤をしばらく置いて、
浮いてきた余分な水分を捨てて使用しましょう。
あれです、重いものは下に溜まる沈殿効果をね、上手に利用しましょう。
時間かかるのが難点ですけれども、
水分多すぎ案件については
これ以外に方法はございません(=_=)
ドンマイ!
失敗の原因② 離型剤の付き方にムラがある
これがね、地味に難しいんですよね(;^ω^)
濃度は均一に保って!と言うのが鉄則なのです。
離型剤はわりとすぐに沈殿しますので、
つける前には必ずよく混ぜて濃度を均一にしましょう☆
また、付ける際も巻き取り棒を垂直にすっといれ、
出すときも垂直にすっと出してください。
斜めにいれたり、
なんども付けたりすると
ムラの原因になりますので( ;∀;)
慣れるまでは一度付けの方が無難ですよ~。
失敗の原因③ガラスを巻き取るときに離型剤ごと巻き込んじゃった
大変汚い失敗の仕方ですね(ノД`)・゜・。
ガラスの中に離型剤が入っているし、
鉄芯もまだらだし……
これはガラスの温度が低い場合に起こりやすい失敗なので、
熔かしたガラスが均等に高い温度を保っているかを
ガラスの色で確認してから巻き取るようにしましょう。
焦りは禁物なんですヨ!
失敗の原因④巻き取った玉を炎の中で長時間作業した
炎の中心で長時間作業すると、
玉がどんどん高温になり、
中の離型剤がはがれてくることがあります。
長時間作業するときはちょいちょい外周での予熱を心がけましょう。
ついでに言えばむやみに中心に入れてると、
離型剤が剥がれるだけじゃなくて
せっかく巻き取ったガラスが垂れ落ちる可能性も上がります(ノД`)・゜・。
温度管理、めっちゃくちゃ大事!
しかして、
とんぼ玉を始められる方の多くは離型剤でつまづくものらしいです。
最初は難しいと感じられるかもしれませんが、
慣れるとコツをつかめるようになりますので、
しばらくは無地の玉などで練習するのがおススメですよ☆
も良ければ参考にしてくださいネ☆
ちなみに、とんぼ玉がはがれにくい時は
水の中に玉をしばらく入れておいて離型剤を熔かし出し、
取り出して巻き取り棒の持ち手の方をペンチでつかみ、
とんぼ玉を固く絞った濡れ布巾等で包んで
ぐいっと回すと取れる場合も多々あります。
取れなくなったら、まず一度試してみてくださいませ(・∀・)
ただし、これが駄目なら、もうどうしようもありません。
①金槌でトンボ玉をたたいて割る
②飛び散らせること前提で燃え盛るバーナーにつっこんで
即座に消火用バケツに突っ込んで急冷して割る
と言う、鉄芯救助方法が残るばかりでございます……。
どれだけ美しくできてても、トンボ玉は救助できません(ノД`)・゜・。
アレですね、棒が残念でもそのまま簪利用するかくらいです。
さすがに鉄臭すぎるので、私は諦めて割ってますけれども。
参考になりましたでしょうか?
楽しいガラスアートライフをお過ごしいただければ幸いです☆
ではでは本日はこの辺で。
また別の記事でお会いしましょう(^^)/