トンボ玉づくりをしていたら、ガラスの色が汚くなっちゃった!?原因と対策法についての簡単説明です☆
ハイ、こんにちは、こんばんわ?
キラピカ☆ガラスアートクラブ
部長の吉田絵美です(・∀・)
最近は自宅でも気楽に作れるようになったトンボ玉。
私が使っているのは
⇒途中でレベルアップに踏み切っても無駄が少ない初心者向けキット
(リンク先はお買い物ページでは無いので安心してネ)
なんですが、
作ってみたらなぜか
本来のガラスロッドと全く違う色の
トンボ玉になっちゃった(;・∀・)
と言う事件がしばしば起きます。
見てください、この残念な作品群を……!!
本来のロッドと比べて灰色やら赤茶けて汚い( ;∀;)
このガラスが黒くなる現象を黒化と呼びます。
何で普通に作ってるつもりなのに
こんな残念なことになっちゃうの?
と言うガラスの黒化銀化の原因と対策を
今日は簡単に説明しようかと思います(ΦωΦ)
ガラスの黒化、原因と対策は?
まず、トンボ玉製作におけるガラスの黒化の原因は
大体この3つの理由が挙げられます。
①ガラス棒についているホコリをぬぐうのを忘れている
つまりゴミが燃えて煤が閉じ込められた状態ですネ☆
週末ガラスアート趣味人で
面倒くさがりがよくやる失敗です。
1週間大事にしまい込んででもホコリって
ガラスロッドに吸い付いちゃうものですからね(;^ω^)
使う直前は必ずティッシュやウエスで拭いてから!
火にかけるようにいたしましょう(^^)/
②2色使いをしたために、黒色の硫化物が発生した
これは透明色と不透明色を混ぜると高確率で起こります。
透明色の鉛ガラスロッドにはその名の通り鉛が多少含まれておりまして、
不透明色のソーダガラスには硫黄が使われてることが多く、
合せると黒色とか赤茶の硫化物が発生するんだそうです。
専門職に就かないと忘れ去ってしまう化学の話ですネ(;・∀・)
そもそも鉛ガラスロッドと
ソーダガラスロッドは混ぜて利用すると
膨張率の違いから徐冷中に割れるという性質があります。
つまり割れると困る人、失敗が嫌な人は
単色遣いが一番無難と言う結論ですネ(・∀・)
どーしても混ぜたい!場合は
透明色の鉛ガラスロッドを
多めに使うとちょっとマシだそうです。
部長は……まだ5年は単色で丸く俵型を
安定して作る修行を続けようかと思っております(;^ω^)
皆さまはどんどん新しいことにチャレンジして
是非気軽に不器用部長に作品自慢しに来てネ(*’▽’)
③ガスの不完全燃焼による煤の発生
ガスがちゃんと燃えてないから煤が発生し、
ガラスに付着する現象ですね( ;∀;)
残念ながら部長の持ってるバーナーでは対処ができません。
ガスを絞り、酸素の量を多くして対応する形になります。
故にプロの作家さんは酸素バーナーを買うのです。
赤とか、ピンクとか、可愛い色は
酸素多めで高熱で作業した方が美しく仕上がるそうですヨ(*’▽’)
また色によって最適温度が違うそうなので
同じように作ってても
煤の発生率は変わってくるらしく、
コテとか鉄のひっかき棒を使っても
黒化原因になったりします。
とりあえず、そうですね、
部長と同じスターターキットで
トンボ玉を作ろうと思った方は、
赤とかピンク系は新品ガス缶で作るのが
精いっぱいの対処法になりますネ(・∀・)
ガスの残量にも気をつけましょうと言うことです。
ではでは本日はこの辺で。
気軽に楽しく、自宅でガラスアート☆
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貴方のご入部楽しみに待ってます(*^^*)
それではまた、別の記事でお会いしましょう(^^)/