芸卒なりの「ガラスは液体」説に対するふんわり解釈話です☆
匿名読者様から⇒ガラスって実は・・・・・?の記事より、
教会のステンドグラスのガラスは年月で垂れて下の方がぶ厚くなっているんだ!と言う情報は
デマ でした!Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
と言う研究結果が出ているよ、と教えていただきましたので、
お詫びに参ったガラスアートクラブ部長の吉田絵美ですごめんなさい<(_ _)>
ただ、教会のステンドグラスの下方部が分厚いのは本当で、
当時の製法によるものなんだそうです。
ウィキ先生の参照元サイトは外国語だったので
語学に弱い部長には解読が無理がございました……( ;∀;)
翻訳こんにゃくの登場する未来に期待しておきます。
ですがまあ、そんなデマが芸大生に回ってくるくらい
ガラスってなかなか謎に満ちた素材でして
ガラスってモース硬度自体は5もあり、4.5しかない鉄釘より硬いのに
熱力学的には液体なんですって。
で、液体であることによってどんなメリットがあるかな、と言いますと
真球づくりを目指すのに最適な素材である
と言うロマンにあふれたメリットがあるんです(ΦωΦ)
ガラスは液体!?
ウィキ先生を読み込んでも芸卒女子にはちょっと理解できなかったんですが、(;^ω^)
とりあえずガラスというやつはですね、
大変割れやすい、壊れやすいものの代名詞のくせに、
実は 特定方向に衝撃を与えるとすぐ割れる、と言う結晶の特性を持っていないのです。
なんかややこしくてよく解らん言い分ですが、
吹きガラスを体験しますとですね、
必ず頭に置いておかないといけない制作ルールに
厚さと熱は均一に保つこと!
と言うものがあるんです。
仕上がりが美しい云々のため、ではなくて
そうしないと割れるから
と言うアーティスト的にはちょっと嫌な理由からなんですよ。
イメージ的にはせんたくのりで作るスライムがわかりやすいかしら。
アレ、厚いところと薄いところを作って乾燥させようとしても
絶対に均一な厚さでしか保管できないし、
できても、厚いところと薄いところの境目が絶対に割れてますよね。
そんな感じで
ガラスと言うのは均一な厚さ硬さで居たい素材なんだ、
何故ならばガラスは異様に硬いだけの液体だから!
と言うのは芸卒的にもなんとなーくわかる話になります。
昔何かのテレビ番組で
ガラスレンズを手作業で作っている職人さんが
完璧な真球を作ろうとガラスを削って見事達成した話を観たんですけど、
ガラスが均一な素材である、と言う前提を考えれば
ガラス本体を削る方法は
これ以上なく真球づくりに適しているなあと
感心した覚えがございます(ΦωΦ)
鋳鉄製法で鉄球を作ったとして、外周が完璧に真球でも、
中の鉄の比重が偏っていないかどうかなんて
出来上がってからしか確認できない感じですし。
なんとも不思議な素材ですね、ガラスって。
日々更新されていく研究者様の成果をきちんと確認していかねば(◎_◎;)
ではでは本日はこの辺で。
これからも精進するのでデマがあったら怒らずそっと教えてね(;^ω^)
それではまた別の記事でお会いしましょう(^^)/